お知らせ
訪問看護
2024年3月18日
『小児緩和ケア研究会』での講演を終えて
当ステーションの所長・下城明子が、2月12日淀川キリスト病院で行われた日本臨床小児緩和ケア研究会(JCPCN)の『在宅でのよりよい生活を目指す多職種での取り組み』の中でシンポジストとして講演をいたしました。この研究会は、小児の緩和ケアやこどもホスピスの普及・啓発を目的に、今回が記念すべき第一回目の開催でした。
第一回目は、NICUから在宅までつながる小児緩和ケアをテーマとし、今の小児緩和ケアが抱える問題点や事例を通しての取り組み、今後の課題について講演がされました。
今までの小児緩和ケアは病院のサービスを中心に展開され、病院で亡くなる子がほとんどでした。しかし、この10年で組織的に提供する体制が整うようになり、こどもホスピスや在宅での看取りが可能な時代になってきつつあります。
ですが、まだまだ課題も沢山あり、特に地方では小児を受け入れる訪問看護やサービス自体が少なく、私たちの住む地域もその一つと言えます。本来であれば自宅で過ごせる子も、サービスの提供体制が整っていない為に病院で過ごさざるを得ない事もあるのです。その為、当ステーションでは小児の受け入れを行い、退院時カンファレンスの参加や試験外泊時の支援、ヘルパー事業所への吸引指導や小児看護の研修会の参加を行い、一人でも多くの子どもたちを受け入れられる体制づくりを行なっています。
現在、当ステーションの小児ご利用者様は8名になりました。
今後もさらに地域の方々の信頼が得られるように努め、年齢を問わずご利用者の皆様が住み慣れた自宅で穏やかな生活を送っていただける様に、「点から面へ、量から質へ」を理念にスタッフ一同より良い看護を目指していきたいと思っております。