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訪問看護

2014年11月11日

子どものポジショニングをサポートする早期アクティビティシステムを使ってみました

私たちのステーションでは重症な病気や障害をもっている子どもの訪問も行っています。
体温や脈拍、呼吸状態のチェック、病状の観察から日々の生活の様子、食事の食べ具合、体や心の成長の様子を看ています。
子どもたちはそれぞれの病気をかかえながらも、ゆっくりと成長していきます。その成長を助けるために、色々な工夫を私たちは行っています。例えば顔や手、足や体にふれながら歌を歌ったり、マッサージをしたりなど。その際に大切なことは、その子どもが喜ぶことをすること。そして嫌がれば無理をしないように、その時期にあった刺激を行っていきます。
そして上手にできたり、笑顔が見られたら「よくできたね~」「いい顔をしているね~」と褒めることも大切ですね。

当ステーションで訪問にいかせていただいている、現在3歳10ヶ月のMちゃん。首がすわりつつあり、いずれはお座りもできたらいいなと思える程になってきました。そんな時に訪問看護師がN医科大学の医学部看護学科での勉強会に参加し、EarlyActivitySystem(早期アクティビティシステム)に出合いました。
EAS(早期アクティビティシステム)とは生後まもない乳幼児や「よろよろ歩き」をする2歳ぐらいまでの幼児の発達を早期からサポートするシステムです。
あおむけ、うつぶせ、横向き、お座り、四つ這いの5つのホジショニングを基本とし、現在の活動レベルを伸ばしたり、強めたり、その能力を次の段階へ引き伸ばす条件を最適化としていくことを目的としています。

セラピーハンドブックに掲載されているトレーニングの例

この勉強会で、ふと「これはMちゃんに使えないのかな…!?」と思い、伝えたところ勉強会主催のI先生をはじめ、Y看護医療大学のB先生が快くEASを貸して下さいました。
そして早速、このEASを使用し、実際にMちゃんが座っているところの写真を撮影しました。

いつも寝て過ごしているMちゃん。上手に座ることができています。
座るということは、呼吸、消化、排泄、循環、感覚機能、情緒面など様々な面にとても大きな影響を与えます。
今、座れたからといって、すぐ次の日に何かできるようになるわけではありませんが、私たちはトライ&エラーを繰り返し、色々なことができるよう日々接することがとても重要なことです。

子ども達に起こる小さな変化。そしてその小さな変化を積み重ね、新しいことの獲得につながればいいなと私たちは期待しています。