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みむろ訪問看護ステーションからの医療健康情報等のお知らせ【奈良県生駒郡斑鳩町稲葉車瀬】

電話でのお問い合わせはTEL.0745-74-4100

〒636-0141 斑鳩町稲葉車瀬2丁目5-18

訪問看護ステーションからのお知らせINFORMATION

介護用リフトについて   [2018.9.5]

介護施設から自宅での療養を決断された家族が一番心配されたのは、車いすからベッドへの移乗です。介護の手を助ける介護用具が、この介護用リフトです。
自宅で使える福祉用具には、様々なものがあります。その一つに、介護用リフトがあるのをご存知でしょうか。介護用リフトとは、体をシートで包み、リフトで体を吊り上げて車いすからベッドへ、というように安全に移動できる福祉用具です。体をシートで包む時や移動時には、介護者が近くに寄り添う必要はありますが、今まで体を抱えて移動していたことを考えると、介護者の腰などの身体への負担や、介護されるほうの気兼ねする気持ちなどの心理的な負担の軽減にもつながります。


現在訪問に伺っているお家では、庭に綺麗な赤いバラが咲いています。このバラは、利用者さんが大切にされていたバラの花です。ベッドからはお庭の様子が十分見えませんが、リフトを使用し車いすへ移動することで、バラの花をより身近に鑑賞できます。窓を開けると、バラの良い香りもするかもしれませんね。バラの香りには、癒しの効果や免疫力強化、女性には嬉しい美肌効果もあるそうですよ。

夏血栓って知っていますか?   [2018.7.3]

いよいよ夏本番。各地で30℃を超える真夏日が続いています。
熱中症以外にも気をつけなければならないのが、夏血栓! 
脱水で血液がドロドロになり血栓ができ、これがはがれて血液中に流れ出すと、息切れ・めまいなどが現れる…これは熱中症とほぼ同じ症状です。
熱中症と勘違いして見過ごしてしまうと、命の危険にかかわります。
一見健康な人でも、油断大敵です。外気が暑くなる日中はもちろん寝ている間も、体から水分は汗となり出ていきます。
寝る前、夜中目が覚めたとき、起きてからの水分補給が大切です。エアコンをつけていても要注意!
汗をかいている自覚がなく、空気が乾燥して知らず知らずに体から水分が蒸発しています。涼しい部屋にいても、こまめな水分補給が大切です。なぜなら、水分を取っても体に浸透するには15〜20分程度かかり、飲んでもすぐには血液の流れはよくなりません。
日頃からこまめに、早め早めに水分を取りましょう。スポーツドリンクや経口補水液など、うまく活用しましょう。
また、自分のおしっこの色や量、回数にも注意しましょう。
色がいつもより濃い、一回分の量が少ない、トイレに行く回数がいつもより少ないなどです。
熱中症の症状は
軽度:めまい・立ちくらみ・筋肉痛・汗がとまらない
中度:頭痛・吐き気・体がだるい(倦怠感)・虚脱感
重度:意識がない・けいれん・体温が高い・呼びかけに対し返事がおかしい・立てない・まっすぐに歩けない

血栓症は熱中症の症状に加え、息苦しい・麻痺が起きて手足が動かなくなる・喋りづらい・呂律が回らないなどの症状がおこります。血栓が肺や脳に詰まると、肺塞栓や脳梗塞といった突然死の原因になります。
水分補給をしても熱中症の症状が改善しない場合やいつもと違うな…と感じたら、医療機関に受診しましょう。

春から初夏にかけての体調管理について   [2018.5.9]

寒い冬からようやく春になったと思えば、急に暑くなったり、また寒の戻りがあったりと気温の安定しない日が続きますね。
この時期、身体が暑さに慣れていないこともあり、体調をくずす方も多いのではないでしょうか。実際、熱中症は梅雨入り前の5月から発生すると言われています。

特に高齢者の方は
・体温調節機能が低下している
・体内の水分量が減少している
・暑さ・寒さを感じにくい、のどの渇きに気づきにくい
という特徴があります。自身で環境を調節したり、水分を摂ったりという行動をとることが難しい場合もあり、周囲の方が気を配っていくことが必要となります。


【具体的な対応方法は?】

@室内には湿度計・温度計を設置し、こまめにチェックすると良いでしょう。一つの目安として春・秋は18〜20℃、夏は24〜28℃、冬は20〜22℃、といわれますが、外気温との差なども考慮すると必ずしもこの限りとは言えません。汗をかきにくい、といったことも高齢者の特徴としてあるので、時々体温を測ることも良いでしょう。

Aこまめな水分補給も重要です。量の目安としては体重1sあたり40ml、とされています。体重50sの方の場合、2000ml、ただし食事の中で摂れる水分も1000ml程あるとされていますので、飲水量の目安としては1000mlとなります。ピッチャー等があれば、そこに必要量のお茶・水などを準備し、目のつくところに置いて1日かけて少しずつ飲んでいくという方法や、ペットボトル○本分を飲む、という方法などが量を意識しやすい方法としておすすめしています。

このほか、栄養や休息をしっかりとるといったことももちろん重要です。本格的な暑さに入る前のこの時期をうまく乗り切るようにしていってください。



お知らせ   [2018.4.2]

平成30年4月1日より、介護報酬・診療報酬の改定に伴い、サービス利用料金の内容が一部変更となります。訪問看護は年齢や障害・疾病を問わず、予防的看護から最期の看取りまで一貫して在宅での暮らしを支え、生活の質の維持・向上を図るサービスです。これからも皆様と共にご自宅での生活を支援させていただき、皆様に喜んで頂けますように職員一同頑張っていきたいと思います

「第3回奈良のお薬師さん大賞」を受賞しました   [2018.3.5]

当ステーションの所長・下城明子が、「奈良のお薬師さん大賞」を受賞しました。
「お薬師さん大賞」とは、飛鳥時代から薬師像が造られてきた奈良県で、県民を心身の苦しみから救うため地域の医療や介護の現場で力を尽くしてきた医療・介護関係者を「お薬師さん」として知事表彰するもので、今年で3回目になります。 対象は、地域医療・介護に関する分野で地道に取り組み成果を上げ、地域住民や関係者から高い評価を受けている人が他薦による公募制で選出され、訪問看護ステーションから初の受賞となりました。
この授賞式が「奈良大立山まつり」の最終日に行われ、その様子は奈良新聞や県民だよりの県政ホットニュースでも取り上げられましたので、目にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。これを機会に、今後もさらに地域の方々の信頼が得られるように努め、ご利用者の皆様が住み慣れた自宅で穏やかな生活を送っていただけますよう、スタッフ一同より良い看護を目指して努力していきたいと思っております。

認知症の勉強会をおこないました   [2018.1.22]

刻々と変化する社会の医療のニーズに柔軟に応えられるケアを実践していくために、当ステーションでは研修会への参加や定期的な勉強会をおこなっています。

12月15日に、認知症研修会の伝達講習を兼ねて、勉強会をおこないました。
認知症の種類、基本的な病態、抗認知症薬や向精神薬、MCI(軽度認知障害)などについて知識を深めることができました。

統計によると、65歳以上の高齢者の人口は1980年では10人に1人だったのが、2013年では4人に1人、20年後には3人に1人になると予測されています。
そんな高齢化社会のなか、認知症人口は7人に1人(2012年時点)、団塊の世代が75歳以上となる2025年には5人に1人となります。
MCI(軽度認知障害)とは認知症の前段階で、適切な打ち手を取らなければ5年後には約50%が認知症になると言われており、早期発見、予防が大切とされています。
予防としては、
*脳を活性化させる…運動、会話や趣味など日常生活の中で負担なくできることを続ける
*人との関わりをもつ…家族だけではなくご近所、デイサービスのスタッフ、介護士、看護師、趣味の仲間など
*コグニサイズ…しりとりをしながらウォーキングなど、運動と認知課題を組みあわせる
などが効果があると言われています。

   

年末年始のご挨拶   [2017.12.18]

今年も残すところあとわずかとなりました。
1年間皆様と共に、ご自宅での生活を支援させていただきありがとうございます。
来年も皆様に喜んで頂けますように、職員一同頑張っていきたいと思います。

平成29年12月29日(金)から1月3日(水)は休業させていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

なお、24時間体制の申し込みをされている方は、利用者の病状に変化があった場合、緊急携帯にご連絡していただきますと看護師が対応させていただきます。

年始は、平成30年1月4日(木)より通常通り業務を始めさせていただきます。

感染対策の研修会をおこないました   [2017.11.10]

10月24日に大塚製薬講演会によるLIVE配信にて、浜松医療センター副院長感染症内科長の矢野邦夫先生による「知っててよかった 感染対策ピットホール」というテーマでの研修会を行いました。
私たちは、感染経路を遮断するよう日々感染予防に努めています。しかし、適切な感染対策を実施しているつもりであっても、小さな落とし穴があるかもしれません。今回の講演では、その小さな落とし穴に対する感染対策の重要なポイントを、わかりやすく説明された内容であり、感染対策の基本の重要性を再認識できた興味深いものでした。

寒さが身に染みる11月となりました。インフルエンザが流行りだす季節ですが、何とか予防したいものです。インフルエンザウイルスは、飛沫や接触によって伝播します。予防として重要なことは、こまめな手洗い、手指の消毒、うがい、マスクの着用です。また、空気の乾燥は喉の粘膜の防御機能が弱まり、ウイルスが侵入しやすくなるので、加湿を心掛けてください。分かっていてもうっかり忘れてしまうこともありますが、しっかりと予防して、健康に過ごしていきたいですね。

在宅ケアーの情報として薬剤師さんに頼めること   [2017.9.8]

※薬剤師さんに正しく服用できる環境を整えてもらう
医師は「処方薬をきちんと飲んでいる」ことを前提に経過を診ていますが、実は正確に飲んでいないことがあります。訪問看護師もお薬に関する相談や、内服ができるよう工夫などお話することがありますが、薬剤師さんも専門家としてご本人やご家族の方のお話を聞いて原因を調べ、お薬を飲む環境を整えてくれます。「何の薬かわからなくなった」という方には、種類別に分けたり効能を記載したり、お薬カレンダーを作ったりなど、対策を講じてくれます。
どうすればそういった事をしてもらえるのか?
信頼できると思ったら、できるだけ近くの薬局で声をかけてみて下さい。お薬を処方してもらう病院が遠くても、お薬は家の近くでもらうことができます。何かあったときに相談しやすく、適切な服薬指導も受けられます。又、薬局に通えない方の場合は、ケアマネジャーに相談し、自宅から近い薬局の薬剤師さんを紹介してもらいましょう。
また、お薬の一包化(一袋にまとめて入れてもらう)が必要な時は、診察時、医師にお願いして下さい。お薬の一包化には、医師の指示が必要となります。

     配薬ボックス

        お薬カレンダー


多剤併用への対応について   [2017.7.7]


その症状は薬のせいかも?

 高齢者はさまざまな病気を抱え、複数の診療科で薬を処方され服用されていることがあります。持病が多い人では、複数の診療科から10〜20種類の薬を処方されて服用していることもあります。いわゆる多剤併用(ポリファーマシー)と呼ばれている状態です。服用薬剤が何剤以上なら多剤併用であるといった明確な基準はありませんが、転倒の発生頻度や薬物有害事象が増加する5剤程度以上が多剤併用の目安とされています。

高齢者に出現しやすい症状は?
・ めまい・ふらつき・転倒
・ 抑うつ
・ 認知機能障害
・ せん妄
・ 食欲低下
・ 便秘
・ 排尿障害・尿失禁
・ 運動機能障害(椎体外路症状)

どうしたらよいのか?
・ 薬とケアの最適化
   お薬手帳の活用で薬の内容を把握
   服薬アドヒアランス(患者が治療方針に納得した上で薬を服用していること)
・ 服薬行動にかかわる身体能力・認知能力・生活環境を知る

症状の把握でわからないときは利用している医療(主治医や薬剤師、看護師等)・介護の方に相談してください。

五月病について   [2017.5.10]

最近、外出すると新緑もきれいで、吹く風も心地いい季節になりました。
職場や学校では新年度も始まり、ゴールデンウィークも過ぎ最初は緊張していた心身も少し疲れてくるのが、この5月だと思います。
5月の連休明けから気分が落ち込んだり、勉強、仕事や家事に集中できなかったり、しっかり熟睡できないなどスランプ状態が続くことがいわゆる5月病の主症状です。
医学的には、適応障害、うつ病と診断されますが、環境の変化による一時的な心身の不調で、2か月ほどで徐々に環境に慣れ症状が良くなると言われています。
症状が進行すると、めまい・胃痛・食欲不振・動悸・呼吸苦・対人恐怖などが出現しうつ病に移行してしまうため、おかしいなと危険信号に気づいたら、早めに対処することが大切です。
対処方法としては、ストレスの発散と解消です。
1、 運動する。
2、 よく睡眠をとる。
3、 規則正しい生活をする。
4、 好きな映画や音楽を聴く。
5、 自然の多いところに行く。
6、 心の許せる友人と話す。
7、 アロマテラピーでリラックスする。
8、 ゆっくりお風呂に入る。

誰にでもおきる可能性のある5月病です。体がSOSを発したら放置しておくのではなく、なるべく早く対処し、日頃からストレスをためない、自分の体のONとOFFのスイッチを切り替えられる趣味や集中できる楽しみをもつことが大事だと思います。

高齢者の花粉症について   [2017.3.10]

日ごとに寒さもやわらぎ過ごしやすい季節になってきましたね。
暖かくなってきて、テレビのニュースで花粉情報を見る機会も多くなってきました。2、3月になると花粉の飛散量も増え花粉症の方はつらい季節ですね。
一般的に高齢者には花粉症が少ないと言われています。
抗体も老化しており、加齢とともに花粉に対する抗体の量が減少しているからです。花粉などの異物が体内に侵入すると抗体が働き異物を除去しますが、その反応が鈍くなっているため鼻水やくしゃみ、眼のかゆみなどの反応が現れにくいと言われています。
その一方で、ここ数年で若年層と同じく60歳代以上の世代でも花粉症が増えているのも事実であり、高齢者においても花粉症の予防や対策が年々必要となっていることが分かります。
多くの薬を服用していることも多い高齢者では、花粉症の薬を服用する際にも注意が必要です。
アメリカの医学誌では、花粉症薬のうち抗コリン薬が認知症のリスクを高めるとの論文での報告もあり,注目されました。他の薬を内服している場合は、お薬手帳を活用するなどして必ず先生と相談しましょう。
また最近では、花粉症を予防する効果のあるR-95乳酸菌を含むヨーグルトや、抗アレルギー作用のあるナリルチンを含む柑橘類のジャバラが話題となっています。
このように薬以外にできる対策もあり、外出時のマスク・メガネの着用や帰宅後は衣類に付着した花粉を落としてから家の中に入る、花粉の飛散の多い日は洗濯物を外に干さないようにするなどの方法もあります。
食生活でもアレルギー対策として、肉を少なくして魚を食べることや野菜は根菜類を多く摂るなど、和食に近づけた食事を心がけ三食規則正しく食べることが大切です。
このように薬以外の方法も取り入れながら、うまく花粉症と付き合っていくことが大切です。

冬場にも多い脱水症状について   [2017.1.23]

日本の冬はとても乾燥しています。特に雪の少ない地域では乾燥した気候が続きます。
身体にとって快適な湿度は50〜60%ですが、冬場は50%以下になることが少なくありません。
外気が乾燥すると室内も乾燥してきます。その原因として、暖房器具(コタツ、ストーブ、エアコン等)があります。夜間の冷えを予防する電気毛布や電気アンカも乾燥する原因になります。また住宅の気密性も向上し、そんな中で暖房器具を使うと外気温との温度差が広がり結露が生じます。結露を防ぐため加湿器の使用を控えると、余計に空気が乾燥します。
そうすると知らない間に体から水分が失われ不感蒸泄(皮膚、粘膜、呼吸などから意識しないうちに失われる水分)が増え、知らず知らずに脱水(かくれ脱水)になっています。
冬場の脱水症状を悪化させないために当てはまることはありませんか?

1 かくれ脱水になっていないか
・65歳以上である
・高血圧、糖尿病、心臓あるいは腎臓の持病がある、利尿剤を服用している
・ここ1年間で脱水症や熱中症になったことがある
・栄養不良または肥満
・普段から水分量が少ない
・ひとり暮らし
・気密性の高い住宅に住んでいる
・汗をかいた
・かぜをひいた
・下痢・嘔吐を繰り返している
・手術をした、事故などでけがをした
・精神的なダメージをうけた、引っ越しや近親者の死別などで生活環境が変わった

2 ほんとうに脱水症ではないか
1のエピソードをもとに
・食欲が低下した
・頭痛や筋肉痛など身体のどこかが痛い
・元気がない、居眠りしがち
・無口になった
・尿、よだれ、痰の量が減った、また便秘になった
・微熱が続いている
・口の中が乾いている、舌の表面に光沢がない

上記の項目であてはまるものがあれば、脱水症の可能性が高くなります。
すぐに経口補水療法(市販されている経口補水液を飲用するなど)をはじめてください。
脱水になっている場合は、水やお茶など塩分を含まない飲み物では十分に回復することができません。いざという時に慌てなくていいように常備しておくのもよいでしょう。
それから受診、かかりつけ医に相談しましょう。糖尿病や高血圧など持病がある方は糖分や塩分を含む経口補水液の飲み方について相談しておくとよいでしょう。
飲み込みにくい方はゼリータイプをおすすめします。
脱水症は夏だけではありません。
室内の湿度を保ち日頃からのこまめな水分補給でかくれ脱水を防ぎ、あれ?いつもと違うな…と思ったら経口補水液を飲用し、脱水症で生活の質(QOL)が低下しないようこころがけましょう。

年末年始のご挨拶   [2016.12.20]

今年も残すところあとわずかとなりました。
1年間皆様と共にご自宅での生活を支援させていただきありがとうございます。
来年も皆様に喜んで頂けますように頑張っていきたいと思います。

平成28年12月29日(木)から1月3日(火)は休業させていただきます。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。

尚、24時間体制の申し込みをされている方は、利用者の病状に変化があった場合、緊急携帯にご連絡していただきますと看護師が対応させていただきます。

年始は、平成29年1月4日(水)より通常通り業務を始めさせていただきます。

排痰ケアについての勉強会を行いました   [2016.11.25]

病気などにより痰がたまり、上手に出すことができなくなってしまうと息苦しくなったり、気道内感染の誘因となり肺炎を起こしやすくなったりするので、痰を出すことはとても大切なことなのです。
排痰の方法には、加湿や水分を管理することで痰の粘調度を和らげること、姿勢を工夫することで痰を喉元付近に集めること、肺の中の空気の流れを利用して痰を移動させる方法などがあります。
今回11月17日に行った勉強会では、空気を吐き出す力を利用しながら痰がたまっている胸郭の部位に手の平を当て、絞り込むように圧迫して排痰を促す徒手的な手技を実際にスタッフ間で行いました。手の平で吸気と呼気の動きを確認し呼気時に圧迫する。このとき胸郭の動きに合わせず行うと効果がなく、また、強く圧迫してしまうと実際にされている側にも力が入ってしまって胸郭の動きが阻害されてしまいます。実際にお互い行う側とされる側を体験することによって、自分自身の手技を再確認し実際にこれからも肺痰ケアの必要な利用者様に提供することで、息苦しさや気道感染を予防できればと思います。


人工呼吸器についての研修会を行いました   [2016.9.26]

9月12日、当事業所で人工呼吸器についての研修会を行いました。人工呼吸器には多くの種類があり、基本的な方式は同じですが、メーカーや機種によって設定のルールが違う事があります。
今回は、近く訪問看護の利用が始まる予定の方が人工呼吸器を使用されているので、その業者の方に来ていただき、取り扱いなどについて学びました。
デモ機を持参していただき説明を受けた後、実際に触らせてもらいました。機器の組み方や移動時の取り扱い、アラーム音の確認をしたり、モニター画面の操作をしたり、実際の看護の場面を想定して色々質問をしたりしました。また、機器に何かトラブルがあった場合の業者さんの連絡先を確認しました。
現在、当事業所で訪問している利用者様のなかにも、人工呼吸器を使用されている方はいらっしゃいますが、機器の種類が違うと勝手の違う部分があります。どのような時にも対応できるようにしておくために、あらかじめ実際の機器について知っておくことはとても重要です。
医療機器も日々、進歩しています。医療機器を使用しながら在宅療養をされる方が増えてきており、機器もより安全で扱い易いものになってきています。利用者様に安心していただける看護を提供していくためにも、今回のような研修会はとても大切な事だと考えています。


在宅酸素療法(医療機器)についての研修会を行いました   [2016.7.25]

6月22日(水)当事業所で、在宅酸素療法担当者の方に来ていただき、研修会を行いました。
在宅酸素療法は、主治医の指示に従って医療機器業者から貸し出される酸素濃縮装置を使い、日中または夜間睡眠中に鼻から酸素を吸入する、現在の在宅医療の中で最も普及している治療法です。ご自宅などで酸素を吸入することにより、低酸素血症を改善し、呼吸が楽になります。心臓の負担が軽くなるので、息切れが軽減し日常生活の動作が楽になり、主治医の許可があれば酸素吸入をしたまま趣味や外出、旅行も楽しめるようになります。
在宅での療養生活を支援して行くチーム(主治医・ケアマネジャー・訪問看護師・訪問介護など)に在宅酸素療法の機器を取り扱う会社の担当者が加わり、定期点検や24時間体制の緊急時対応をして頂けます。
研修では、実際に使われている機器を持ってきて頂き、使用方法、注意点、緊急時や災害時のサポート体制について説明を受けました。昔に比べて在宅で使う機器はとてもコンパクトで分かりやすくなっています。不安なく安心して療養生活が送れるよう、連携しながらサポートして行きたいと思います。


「王寺周辺広域休日応急診療施設組合ドライブレコーダー装着公用車出発式」を行いました   [2016.5.16]

5月9日(月)ドライブレコーダー装着公用車の出発式を行いました。
当訪問看護ステーションは、西和広域7町(平群町、三郷町、斑鳩町、安堵町、上牧町、王寺町、河合町)を訪問エリアとし、昼夜を問わず利用者様のお宅を訪問し訪問看護サービスを行っています。
今回、車を運転する職員の安全意識の向上と事故防止を趣旨とし、訪問用公用車全車にドライブレコーダーを装着しました。
地域を走ることで「走る防犯カメラ」として犯罪の抑止につながり、地域の安全を守る役割も担っていけたらと思っています。又、これまで以上に安全運転に努めていきたいと思います。






「在宅医療推進研修会」の講演に参加してきました   [2016.3.14]

3月6日(日)に王寺町地域交流センターで開催された、在宅医療推進研修会〜看護職がつなぐ在宅医療推進の連携〜に、当ステーション全スタッフで参加してきました。

講演テーマは、「訪問看護から見えてきた地域連携」です。
講師は、NHKのプロフェッショナルにもご出演された、秋山正子氏でした。
日々訪問看護に携わっている私たちにとって、秋山氏の講演はとても興味深いものでした。

『自分の人生がまもなく最期を迎えると知った時
  あなたはどこで死にたいですか
   その日が来るまで、どうやって生きたいですか?』

訪問看護に25年携わってきた秋山氏は、在宅ケアがもたらす「不思議な力」を日々感じると言われていました。私達も、病院から退院してみるみるうちに褥瘡が改善した方、食事が美味しいと量がふえた方、笑うこと話すことが多くなった方、活気が出て少し歩けるようになった方など、在宅に帰ってからの利用者様の状態にびっくりすることもあります。一概に在宅に帰ったからとは言えませんが、在宅がもたらす不思議な力はあると、感じる出来事が多々あります。
人生の最期まで、ちょっとした季節の気配、家族との何気ないやりとり、食事の楽しみ、住み慣れた家での生活、そんなささやかな生きる喜びを感じて頂き、安心して過ごしていただけるよう日々支えていけたらと、この研修に参加し改めて感じました。
これからも、利用者様が少しでも訪問看護を利用して良かったと感じて頂ける為に、地域のさまざまな医療従事者がチームとなり、在宅で安心して暮らせる町、ケアをする方も安心して相談できる町になるよう、日々勉強、研修を重ね、頑張っていきたいと思います。

ストーマケアについて   [2016.1.20]

訪問看護でストーマケアに訪問しています。
ストーマの語源は、ギリシャ語で"口"という意味で人工肛門・人工膀胱の事を言い、便や尿を排泄するために腹壁に造られた孔のことです。下記の写真は、ストーマ装具の一例です。
大腸がんの罹患率は、男性は4位、女性は2位と高く、40歳以上になると一層罹患率も高くなっています。病院でストーマを造設される利用者さんの、ストーマケアの訪問看護依頼が多いのも実情です。
入院中の方の場合は、訪問看護師が病院の退院カンファレンスに参加し、時には病棟の看護師さんにストーマ装具の交換ケアを見学させてもらいます。
ストーマ自身の色調、腫れや出血、血便がないか、皮膚トラブルはないかなどのチェックはとても大切です。ストーマの大きさ(高さ、幅)の寸法も測ります。
私たち訪問看護師は、ストーマの交換だけではなく、排便コントロールのため下剤の内服管理や、水分摂取量、食生活、体重の変動など多岐にわたり把握しなければなりません。
利用者さんは、ストーマを抱えているだけで、気持ちが憂鬱になると思います。そして、いつ便が出るだろう?ガスで充満していないか?袋が破裂しないか?臭いはしていないのか?自分で交換できるだろうか?不安でいっぱいだと思いますが、自宅に帰りたい気持ちは皆一緒だと思います。
現在ストーマケア用品はすごくたくさんあり、商品も皮膚トラブルの無いよう開発されています。もしトラブルがおきても早い時点で訪問看護師が発見し、病院の認定看護師さんにもアドバイスをいただきケアするので、逆に退院時より在宅生活の方がストーマの調子が良いとおっしゃる利用者さんも多いです。
交換ケアの前に入浴され、ストーマもきれいに石鹸で洗い清潔になり、体もホカホカでストーマの貼りつきも良くなります。このように、ストーマを造設しても、在宅生活が自分らしく送れるお手伝いができたらと思っております。                                                 


年末年始のご挨拶   [2015.12.15]

今年も、残すところあと僅かとなりました。
また新しい年も、皆様に喜んでいただけますよう、頑張っていきたいと思います。
皆様も、寒さ厳しき折くれぐれもご自愛いただき、健やかに良い年をお迎え下さい。

尚、平成27年12月29日(火)〜平成28年1月3日(日)は、休業させていただきます。
24時間体制の申込みをされている方は、利用者の病状に変化があった場合、緊急携帯にご連絡していただきますと看護師が対応させていただきます。
年始は、平成27年1月4日(月)より通常通り業務を始めさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

交通安全講習会を行いました   [2015.12.11]

下の写真は、西和警察の方に来ていただいて、交通安全講習会を行った様子です。

当訪問看護ステーションでは、ご利用者様のお宅に車で訪問させていただくので、日頃から交通安全を心掛けた運転を意識する為にも、今回の講習会を行うこととなりました。

講習会の内容は、近辺での交通事故の実例や駐車禁止区域について確認し、平成27年6月から道路交通法の改正により自転車の罰則が強化されていることについて学びました。
また、夜間に黒い服の歩行者、白い服の歩行者、反射材を付けている歩行者をドライバー側から比べるという実験の映像を見ました。
反射材を付けている歩行者は、ほかの歩行者に比べ遠方からでもドライバーから確認できていました。
近辺の交通事故の実例では、より気を付けて運転をしなければいけない場所も分かり、とても参考になりました。

冬になり日も短いので、皆様も車の運転には注意して下さい。
私たちも、気持ちよくお宅に訪問できるよう、これからも安全運転に努めていきたいと思います。

ほっぺのアクセサリー   [2015.11.6]

口から食事が摂れないこどもたちは、鼻からチューブを入れミルクを注入します。チューブが抜けると入れ替えが必要ですが、入れ替えは本人も辛いし、入れる両親や看護師も辛いものです。
そのチューブが抜けないようにテープで固定します。肌にやさしく取れにくいものを使い、かわいいほっぺの真ん中に貼ります。そのテープには絵を書いておきます。お花や動物、楽しいキャラクター・・・色々です。
白い無機質なテープが、アクセサリーにかわります。
「今日はニコニコ笑顔のテープ?それともワンちゃんにしようか。」と楽しいひとときです。ママやパパとのコミュニケーションツールになります。
また、ステーションでは担当看護師が絵を描きながら、○○ちゃん喜んでくれるかな?と季節に合わせたイベントの柄など工夫します。時には訪問したことのない看護師も、こどものことを想像して書きます。○○ちゃんに似合うかな・・・と。そして、それを持って訪問しこどもに見せ、「N看護師さんが描いたよ、また○○ちゃんのところに来てもらおうね。」と、こどもと看護師とのコミュニケーションツールにもなります。
こどもの成長に直結するチューブを守る無機質なテープは、少し手を加えることでかわいいアクセサリーに変身し、こどもと両親、看護師をつなぐツールにも変身してくれる大切なテープです。

季節の変わり目の体調不良について   [2015.9.30]

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、気候も落ち着き過ごし易い時季になってきましたね。
自然に寄り添う暮らしの中で、暑さ寒さやそれに伴う様々なつらさも、彼岸の頃には和らぎ楽になると考え励まされていたようです。とは言え、まだまだ寒暖差が激しいこの時季、季節の変わり目に起こる体調不良の一番の原因は、自律神経の乱れにあります。
自律神経には、日中や活動時に働く交感神経と、夜間やリラックス時に働く副交感神経があります。この2つの神経が体温や発汗の調整、呼吸、循環、代謝などを司っています。激しい寒暖差は、頻繁な体温・発汗の調整を余儀なくされ、そして交感神経と副交感神経のバランスが崩れる「自律神経の乱れ」を引き起こすのです。人によって症状は様々ですが、代表的なものが、頭痛・めまい・耳鳴り・倦怠感・眠気・肌荒れ・胃や腹部不快・気分が落ち込む等です。元々のご病気やストレス・睡眠不足・ホルモンの影響などで体調不良を自覚しておられる方は、更につらい状況になってしまいます。そこで、季節の変わり目に特に注意したいことを5つ。

@いつもより多めの睡眠 
免疫力を上げるためには睡眠が最も重要です。

A生活のリズムを整える
規則正しく寝起きし、できるだけ決まった時間に食事を摂り体内時計を整えること。

Bリラックスタイムを設ける
自分なりの心地よい空間を意識して作りストレスを減らす工夫を。

C運動する習慣をつける
1日5分のストレッチから、無理のない範囲で継続していけることを。

D栄養バランスに配慮する
ビタミン・ミネラル・カルシウムなどは自律神経を整える働きがあります。偏った食事になっていないか見直してみましょう。

以上5つは本当に基本的なことですが、日々前向きに普段の生活を整えていくことが大切なことだと実感させられますね。
季節の移り変わりの中で、心と体の疲れが重く積み上がってしまわないよう、皆様が穏やかな笑顔で過ごされますように。

この時季にとりたい旬の食材について   [2015.8.28]

8月も終わりになり朝夕と少し涼しくもなってきましたが、まだまだ暑い日も続きます。胃腸の調子が悪い・何となく体がだるい・活力が湧かないなど、夏の疲れを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、この時季にとりたい旬の食材についてご紹介します。

最近では、ハウス栽培や養殖などにより1年を通じて様々な食材が手に入るようになりました。しかし、夏野菜には水分やカリウムを豊富に含み、体を中から冷やしてくれる効果が期待できるなど、その時季に採れた食材は、人の体にうまく働きかけてくれます。

夏に旬を迎える野菜は次のようなものがあります。
 きゅうり=余分な熱を取る/余分な塩分を取る/のどを潤す/利尿作用
 トマト=食欲増進/余分な熱をとる/のどを潤す
 レタス=余分な熱を取る/血の巡りをよくする/安眠作用
 ピーマン=血をさらさらにする
 とうもろこし=胃腸の調子を整える
 すいか=体を冷やす/のどを潤す/利尿作用
 なす=余分な熱を取る/血の巡りをよくする/化膿や腫れを治める
 おくら=胃腸の調子を整える/疲労回復
 いんげん豆=疲労回復/イライラを静める
 かぼちゃ=体力回復/風邪の予防
 さといも=免疫力をアップさせる/腸内環境を整える
  *さといもは品種により秋〜冬が旬のものもあります
また魚介類では産地や種類で異なるものもありますが、きす・すずき・はまち・いわしなどがこの時季の旬になっています。
ちなみに「土用の丑の日」で知られる“うなぎ”ですが、本来の旬は秋〜冬とされています。夏にうなぎを食べるようになった謂れは諸説ありながら、江戸時代の発明家平賀源内のいわゆる「販売促進キャンペーン」説はご存知のかたも多いのではないでしょうか。
現在は、土用の丑の日にあわせ養殖されたものが流通していますが、消化吸収が良くビタミンAを豊富に含むなど、夏の疲れを癒す効果が期待でき、この時季に食べるのも理にかなっているといえます。

旬の食材を取り入れ、季節を感じながらうまく残暑を乗り切っていただければと思います。

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